タイミングが異なるメモリを装着した場合に動作速度が遅くなる

(投稿日2008年7月7日)

モリのアクセスタイミングが異なるメモリを混在させると動作速度が遅くなる場合があります。

 

メモリの仕様ですので、メモリ増設の際には、ご注意いただきますようお願い申し上げます。

なお、ハードウェア増設(メモリ等)については自己責任の範囲で行っていただきますようお願いします。また、動作保証外になりますのでご了承願います。

 

アクセスタイミングは「5-5-5」や「6-6-6」のような表示の場合や、「CL5」のような表示の場合があります。
(メモリメーカーにより、表示方法等は異なります)

 

アクセスタイミング(レイテンシ)は「5-5-5」のような表示をされる場合があり、内訳はtCAS(CASレイテンシ)-tRCD(RAS to CASディレイ)-tRP(RASプリチャージタイム)です。
tCASのみをCLと表記される場合もあります。
CL:キャス・レイテンシの略で、メモリのデータを転送するときのウェイト時間(待ち時間)です。

 

たとえば、DDR2-800-5-5-5とDDR2-800-6-6-6を混在させた場合、動作速度がDDR2-667相当に低下してしまう場合があります。
BIOSやCPU・RAMチェック関連ツールでもそのように認識されます。