FRSH シリーズ ハードディスク交換マニュアル

(投稿日2020年3月2日)

ここでは、FRSH シリーズでハードディスクを交換する方法を説明します。

ご注意ください
 

・作業を始める前に塗装されていない金属に触れて身体から静電気を放電してください。
・この作業はお客様の自己責任で行ってください。
 弊社では、この作業を行ったことで発生した破損・損害など一切の責任を負いません。
・この作業を行ったことで発生した故障や破損は、弊社保証の範囲外となります。
・ハードディスクの交換は製品の内部で作業を行う必要があります。
 内部配線の断線やケーブルの抜けにはご注意ください。

 

■ 対象製品

FRSH シリーズ

「内部仕様」に下記のコードが表示される製品が該当します。

 87831 スリムケース 電源無し 黒

「内部仕様」は弊社「仕様検索サービス」からご確認いただけます。

 

■ ご用意ください

・プラスドライバー(サイズが No.2 のもの) ・交換用ハードディスク(SATA 3.5 インチ内蔵用)
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■ 交換手順

1.製品本体に接続されているすべてのケーブルを取り外し、製品本体をゆっくりと横にします。

・製品を横にする際、製品本体に衝撃を与えると故障の原因となる可能性があります。
・固い机や床の上で製品を横にすると製品本体にキズが入る可能性があります。

 

・製品本体から側板を取り外します

2.側板は背面の 2 か所のネジで固定されています。

・背面のデザインや端子の位置は製品の構成によって異なります。

 

3.プラスドライバーで側板を固定しているネジを 2 か所とも取り外します。

 

4.側板を固定しているネジ。

・紛失しないようにご注意ください。

 

5.側板を製品の後ろ側に 1 ~ 2 ㎝ほどスライドさせます。

・必要以上にスライドさせると製品本体や側板が破損する可能性があります。

 

6.製品本体の後ろ側からゆっくりと側板を持ち上げて取り外します。

 

・光学ドライブ、ハードディスク、カードリーダーのケーブルを取り外します。

7.SATA ケーブルにはロックがあります。
 SATA ケーブルはロックを押さえながら取り外します。

 

8.光学ドライブから SATA ケーブルを取り外します。

 

9.光学ドライブから SATA 電源ケーブルを取り外します。

 

10.SATA ケーブルにはロックがあります。
 SATA ケーブルはロックを押さえながら取り外します。

 

11.ハードディスクから SATA ケーブルを取り外します。

 

12.ハードディスクから SATA 電源ケーブルを取り外します。

 

13.カードリーダーのケーブルをマザーボードから取り外します。

・カードリーダーのケーブルは真上方向に抜き取ります。

 

・ブラケットを製品本体から取り外します。

14.ブラケットは 2 か所のネジで固定されています。

 

15.プラスドライバーでブラケットを固定しているネジを 2 か所とも取り外します。

 

16.ブラケットを固定しているネジ。

・紛失しないようにご注意ください。

 

17.ブラケットの後ろ側をゆっくりと持ち上げます。

 

18.ブラケットを製品本体から取り外します。

・ブラケットは製品本体の後ろ側斜め上方向に抜き取ります。

 

19.取り外したブラケット。
 光学ドライブ、ハードディスク、カードリーダーが取り付けられています。

 

20.ブラケットを裏返しに置きます。

・ブラケットに衝撃を与えると光学ドライブやハードディスクの故障の原因となる可能性があります。

 

21.ハードディスクは 4 か所のネジでブラケットに固定されています。

22.プラスドライバーでハードディスクを固定しているネジを 4 か所とも取り外します。

 

23.ハードディスクを固定しているネジ。

・紛失しないようにご注意ください。

24.ブラケットからハードディスクを取り外します。

 

25.ブラケットの 3.5 インチベイに交換用のハードディスクを取り付けます。

・ハードディスクはラベル面を下にして取り付けます。

 

26.「22」で取り外したネジでハードディスクを固定します。

 

・ブラケットを製品本体に取り付けます。

27.ブラケットの突起を製品本体の切り欠きに合わせます。

 

28.ブラケットを製品本体に取り付けます。

・ブラケットと製品本体の間に配線を挟み込まないようにご注意ください。

 

29.「15」で取り外したネジでブラケットを製品本体に固定します。

 

・ケーブルを接続します。

30.SATA 電源ケーブルと SATA 電源コネクター。

・SATA 電源ケーブルには向きがあります。
 SATA 電源ケーブルを接続する際にはご注意ください。
・SATA 電源ケーブル ・SATA 電源コネクター

 

31.ハードディスクに SATA 電源ケーブルを接続します。

 

32.SATA ケーブルと SATA コネクター。

・SATA ケーブルには向きがあります。
 SATA ケーブルを接続する際にはご注意ください。
・SATA ケーブル ・SATA コネクター

 

33.ハードディスクに SATA ケーブルを接続します。

 

34.SATA 電源ケーブルと SATA 電源コネクター。

・SATA 電源ケーブルには向きがあります。
 SATA 電源ケーブルを接続する際にはご注意ください。
・SATA 電源ケーブル ・SATA 電源コネクター

 

35.光学ドライブに SATA 電源ケーブルを接続します。

 

36.SATA ケーブルと SATA コネクター。

・SATA ケーブルには向きがあります。
 SATA ケーブルを接続する際にはご注意ください。
・SATA ケーブル ・SATA コネクター

 

37.光学ドライブに SATA ケーブルを接続します。

 

38.内蔵 USB ケーブルと内蔵 USB 端子。

・内蔵 USB ケーブルには向きがあります。
 内蔵 USB ケーブルを接続する際にはご注意ください。
・内蔵 USB ケーブル ・内蔵 USB 端子

 

39.カードリーダーから出ている内蔵 USB ケーブルをマザーボードの内蔵 USB 端子に接続します。

・内蔵 USB ケーブルの向きを逆に接続すると故障の原因となります。

 

・側板を製品本体に取り付けます。

40.側板の後ろ側にはセキュリティスロット用の開口部があります。

 

41.側板をスライドさせる際にはシャーシ側のセキュリティスロットが側板の開口部を通るようにします。

・無理な力を加えるとセキュリティスロットや側板が変形、破損する可能性があります。

 

42.「5」でスライドさせた位置に側板を置き、製品本体の前方向にスライドさせます。

 

43.「3」で取り外したネジで側板を固定すると作業は完了です。