平素より弊社製品をご愛用いただき、真にありがとうございます。本ページでは、Windows Vista®Premium Ready / Windows Vista®Capable PCのWindows Vista®アップグレード動作確認情報をまとめております。以下の注意事項をご確認のうえ、ご参照ください。
アップグレードに際しての注意事項
Windows Vista®Premium Ready / Windows Vista®Capable PC
これらのPCは最低でもWindows Vista®Home Basicの動作に必要なハードウェア要件を満たし、ドライバなどWindows Vista®へのアップグレードに必要なソフトウェアの提供が保証されているPCを意味します。Windows Vista®へのアップグレード前にお客様が使用されていたソフトウェア(OS、ドライバを含みます)の 機能や、Windows Vista®のすべての機能がお使いいただけることを保証するものではありませんのでご注意ください。
上記以外の当社PC製品
Windows Vista®がお使いのPCで動作するかどうかはWindows Vista®Premium Ready / Windows Vista®Capable PCのハードウェア要件や、こちらのページの情報をご参考ください。またWindows® XP(及び下位のWindows Vista®)以外のOSから Windows Vista®へのアップグレードはできません。
このページの動作確認情報
このページでご案内する情報は、当社の製品出荷時の状態での確認結果です。お客様のご利用環境でのWindows Vista®の動作を保証するものではありません。予期しない問題が発生する可能性がありますのでご留意ください。
ソフトウェアの動作
Windows Vista®にアップグレードした場合、アップグレード前に使えていたOSやソフトの機能が制限されたり、正しく動作しなくなったり、設定が変更されたり、あるいは起動しなくなるような不具合が発生する可能性があります。またこれらを回避するためにソフトウェアのアンインストールや、修正モジュールのインストール、別途Windows Vista®用の ソフトウェアが必要となる場合等があります。あらかじめご了承ください。各ソフトウェアの対応状況などの情報は、当サイト内にて確定次第お知らせいたします。
データのバックアップ
Windows Vista®へのアップグレード後に、バックアップ作業が行えない可能性もあります。大切なデータはアップグレード前に光学ディスクなどにバックアップを取っておいてください。
アップグレードによる補償について
如何なる場合であれ、当社ではデータや機会損失による損害の補償等はいたしかねます。予めご了承ください。
追加されたハードウェアやソフトウェアの動作確認
お客様が追加された拡張カード、周辺装置などのハードウェアや、インストールされたソフト等のWindows Vista®動作情報等については、各メーカーにお問い合わせください。
既知の重大な問題と注意事項
リカバリについて
ハードディスクリカバリのモデルの場合、Windows Vista®へのアップグレード後も、「リカバリディスクの作成」プログラムは残りますが、正常に動作しません。リカバリディスクは必ずWindows® XP上で作成しておく必要があります。ハードディスクリカバリのモデルの場合、Windows Vista®へのアップグレード後には|F4|キーによるハードディスクリカバリが無効となりますので、リカバリディスクを作成していない場合には、Windows® XPに戻すことができなくなり、Windows Vista®の再インストールもできない状態になります。
リカバリディスクの作成方法の詳細は、PC購入時に添付の「スタートアップガイド」をご参照ください。
Windows® XPのメディアが付属しているモデルの場合、Windows® XPに戻すにはPCの中身をすべて消去してすべてインストールしなおしになります。
こうした場合でWindows® XPに戻す作業を当社に依頼される場合、この作業は有償になります。リカバリディスクが破損していて使えなかった場合も同様です。
この復帰作業はPC自体をお預かりして行いますので、状況によっては数週間、PCをご使用になれない期間が発生します。
万一の事態も踏まえ、アップグレード作業は余裕のあるタイミングで行ってください。
アップグレード後にはアクティベーションが発生します
Windows Vista®へのアップグレード後にはアクティベーションが発生します。「アクティベーション」は「Microsoft®への登録手続き」です。画面にアクティベーションを促すメッセージが表示されますので、ウィザードにしたがって作業を進めてください。インターネットもしくは電話でMicrosoft®への連絡が必要で、画面に連絡方法が表示されます。この作業を行わないと、PC上に提示される30日間の期限経過後にはログオンできなくなります(ログオンできなくなってからアクティベーションされても問題ありません)。
ハードディスクに必要な空き容量について
Windows Vista®へのアップグレードには、約15GB以上のハードディスク(Cドライブ)の空き容量が必要です(必要な空き容量はご使用状況により変動します)。不足している場合は、不要なデータの削除、光学ディスクへのデータの移動などで、空き容量を確保してください。
CyberLink DVD Solution 4.0(CDS4.0)搭載モデル
CDS4.0(DVD再生ソフトなどの光学ドライブ関連ソフト集)をWindows Vista®で動作させるために、以下の手順でアップグレードを実行してください。ただし、この手順を行っても、PowerProducerはWindows Vista®では正常に動作しません。
1)Windows® XPで以下のように操作し、CDS4.0をアンインストールします。
|スタート|→|コントロールパネル|→|プログラムの追加と削除|→
|CyberLink InstantBurn / DVD Solution / Power2Go 5.0 / PowerDVD / PowerProducer |を
順次選択して削除ボタンを押します。
※標準ではインストールされていないソフトもあり、それらはここでは表示されません。無視して進めてください。
2)再起動後、Windows Vista®のアップグレード作業を行います。
3)Windows Vista®のアップグレードが完了したら、CDS4.0のCD-ROMから改めてインストールを実行します
(CDを入れるとウィザードが起動しますので指示に従ってインストールします)。
アップグレードCDを入れてもインストールプログラムが起動しない場合
PCの状態によっては、Windows Vista®のアップグレードCDを入れても、インストールプログラムが自動起動しない場合があります。この場合には、下記の方法をお試しください。
1)CDドライブに、アップグレード用DVDをセットします。
2)|マイコンピュータ|のCD-ROMのアイコン上で、マウス右ボタンをクリックし|開く|を選択して
DVD内のフォルダを表示させます。
※この中のSETUPは使用しません
3)|SOURCES|のフォルダをダブルクリックして中のファイルを表示させます。
4)ここにある|SETUP|のファイルをダブルクリックすると、インストールが始まります。
又は、
画面左下|スタート|→|ファイル名を指定して実行|→|E:\ SOURCES\SETUP|と入力して
ENTERキーを押します。
ASUS製マザーボード「P5VD2-MX」搭載モデル
ASUS製マザーボード「P5VD2-MX」搭載の全モデルにインストールされているVIA製チップのデバイスドライバが、Windows Vista®アップグレード時に障害となる不具合が確認されています。このマザーボード搭載のモデルにWindows Vista®をインストールする際は、必ずVIA製チップデバイスドライバのアンインストール作業を行ってください。
「互換性の問題」メッセージの表示
Windows Vista®アップグレード中に「互換性の問題」メッセージが表示される場合があります。Windows Vista®Premium Ready / Windows Vista®Capable PCにおいては、PowerDVD6 / Windows Messenger5.1 / pc-cillin Internet Security / nVidia display drivers 等の問題がこれにあたります。これらの互換性問題について確認されている障害情報を、本ページにまとめていますので型番ごとの情報をご確認ください。
これら以外にお客様がインストールされたソフトなどの互換性の問題が表示される場合には、事前にソフトメーカー等にご確認されることをお奨めします。