ここでは、FRSTシリーズのハードディスクの交換方法を説明します。
■ ご注意ください
・ハードディスクの交換を行うには、パソコンの内部で作業を行う必要があります。
内部配線の断線やコネクター抜けにはご注意ください。
・この作業はお客様の自己責任で行ってください。
弊社では、この作業を行ったことで発生した破損・損害など一切の責任を負いません。
・この作業を行ったことで発生した故障や破損は、弊社保証の範囲外となります。
■ 該当機種
FRSTシリーズ弊社「仕様検索サービス」からご確認いただけます。検索結果の「リカバリ情報」に下記のいずれかのコードが表示される製品が該当します。 CD:89367 ■モデル名コード 3157 ■S(H81H3-M5/DVD_CMS) CD:89368 ■モデル名コード 3158 ■S(H81H3-M5/BD_CMS) CD:88523 ■モデル名コード 3153 ■S(H81-M1/DVD_CMS) CD:88524 ■モデル名コード 3154 ■S(H81-M1/BD_CMS) |
■ ご用意ください
プラスドライバー(2番) | ・交換用カードリーダー 専用品です。ご購入はFRONTIERカスタマーセンターまでお問い合わせください。 |
■ 作業手順
この作業は、製品を横にして行います。固い机の上などに直接置くと、製品にキズが入る場合があります。ご注意ください。
4.画像の位置までスライドさせます。
画像以上にスライドさせると、側板が破損する場合がありますのでご注意ください。
7.前面パネルを取り外します。
前面パネルは本体前側を少し浮かせておいて、フロントパネルのツメを本体から外します。
8.前面パネル2箇所のツメを外したら、前面パネルを前側斜め下方向に外します。
前面パネルをはずしたところ。 | |
9.マザーボードとカードリーダーを接続しているUSBケーブルを取り外します。コネクターは真上に引き抜くことができます。
10.USBケーブルとUSBコネクターには向きがあります。
接続する際にはご注意ください。
(画像:USBケーブルのコネクター部) | (画像:マザーボード上のUSBコネクター) |
11.ハードディスクに接続されているケーブルを取り外します。
12.電源ケーブルを取り外します。
電源ケーブルには向きがあります。接続する際にはご注意ください。 | |
13.SATAケーブルを取り外します。
SATAケーブルのコネクターにはロックがあります。コネクター上部の金属部分を押し込みながら抜きます。 SATAケーブルを鋭角に曲げたり、ねじったりしないようにご注意ください。 |
SATAケーブルには向きがあります。接続の際にはご注意ください。 |
14.ハードディスクブラケットは画像赤丸部分のネジで固定されています。
15.ハードディスクブラケットを固定しているネジを取り外します。
16.ハードディスクブラケットを固定しているネジ。紛失にはご注意ください。
18.カードリーダーは左右3箇所で固定されています。
ハードディスクブラケットを取り外した側、光学ドライブの下側のネジ(画像白丸部分)を取り外します。
19.反対側のネジ(画像白丸部分)を取り外します。
20.カードリーダーを固定しているネジ。紛失にはご注意ください。
21.側面のフック(白いプラスチック部品)を上方向に持ち上げながらカードリーダーを抜き取ります。
22.カードリーダー側面のネジを取り外します。
23.カードリーダーから取り外したネジ。特殊形状です。紛失にはご注意ください。
24.交換用のカードリーダーに「23」で取り外したネジを「22」の逆の手順で取り付けます。
25.「18」~「20」の逆の手順でカードリーダーを本体に固定します。カードリーダーを本体に取り付ける際には、本体側面のフックを持ち上げる必要はありません。
26.「14」~「15」の逆の手順でハードディスクブラケットを本体に固定します。画像の様に、ハードディスクブラケットの開口部が、本体側のガイドに会うようにスライドさせます。
(画像:取付が不十分) | (画像:正常な取り付け) |
27.「3」~「5」の逆の手順で側板を取り付けます。
側板の裏側には、前側と左右側面にツメがあります。
(写真:前面のツメ) | (写真:側面のツメ) |
28.画像赤線部分に、側板前面のツメを合わせます。青線には側板側面のツメを合わせます。
29.左右側面のツメを本体に合わせて画像の位置に側板を取り付けます。
30.矢印方向に側板をスライドさせながら、側板裏面、前側のツメを本体に合わせます。
31.側板をスライドさせる際、本体背面の盗難防止フックが、側板の穴に合っていることを確認します。盗難防止のフックが側板の穴に合っていないと、側板が閉まらなかったり、盗難防止フックが曲がってしまいます。ご注意ください。
32.側板裏側のツメや、盗難防止フックに注意しながら側板を閉じます。
33.「2」のネジを「1」の逆の手順で固定して、作業は終了です。