FRGA シリーズ メモリー交換マニュアル

(投稿日2020年11月16日)

ここでは、FRGA シリーズでメモリーを交換する方法を説明します。

 

ご注意ください
  ・作業を始める前に塗装されていない金属に触れて身体から静電気を放電してください。
・メモリーの交換は製品の内部で作業を行う必要があります。
 内部配線の断線やケーブルの抜けにはご注意ください。
・この作業はお客様の自己責任で行ってください。
 弊社では、この作業を行ったことで発生した破損・損害など一切の責任を負いません。
・この作業を行ったことで発生した故障や破損は、弊社保証の範囲外となります。

 

 

■ 対象製品

FRGA シリーズ

検索結果の「内部仕様」に下記のコードが表示される製品が該当します。

 105153 ATXシャーシ 電源無し 黒
 105752 ATXシャーシ 電源無し 黒

「内部仕様」は弊社「仕様検索サービス」からご確認いただけます。

 

 

■ ご用意ください

・プラスドライバー(サイズが No.2 のもの) ・交換用メモリー(搭載されているメモリーと同規格のもの)

 

 

■ 交換手順

・左側の側板を取り外します

1.左側の側板は 2 か所のネジと 2 か所のロックで固定されています。

・ネジ部分 ・ロック部分

 

2.用意したプラスドライバーで側板を固定しているネジを 2 か所とも取り外します。

 

 

3.側板を固定しているネジ。

紛失しないようにご注意ください

 

 

 

4.側板のロックはロックレバーを外側に開くことで外すことができます。

ロックレバーを上下に動かすとロックレバーが製品本体から脱落する可能性があります

 

5.上下 2 か所のロックを外します。

 

 

6.側板を背面方向に 15 ㎜ ほどスライドさせます。

側板を必要以上にスライドさせると側板内側のツメが変形する可能性があります。
・製品背面のメッシュ部分を押さえるとメッシュ部分が変形して背面ファンに干渉する可能性があります

 

 

7.側板を製品本体から取り外します。

 

 

・メモリーを交換します。

8.メモリースロットはマザーボード上にあります。

 

 

9.メモリーはメモリースロットの上端にあるロックで固定されています。
 ロックを外すにはロックレバーを押さえます

・ロックレバーを必要以上に押さえるとメモリースロットが破損する可能性があります。

 

 

10.メモリースロットのロックレバーを押さえてロックを外します。

 

 

11.メモリーをメモリースロットから取り外します。

・ロックレバーを押さえないでメモリーを取り外すとメモリースロットが破損する可能性があります。

 

 

12.メモリーには向きがあります。
 メモリーの端子部分の切り欠きとメモリースロットの突起の位置を合わせます。

 

 

13.メモリースロットのミゾにメモリーを合わせてメモリースロットにメモリーを取り付けます。

 

 

14.メモリースロットのロックがかかるまでメモリーをゆっくりと押さえます。

 

 

15.メモリーを押さえてメモリースロットに固定します。

・メモリーは真上から押さえます。
 左右斜め方向に力を加えるとメモリースロットやメモリーが破損する可能性があります。

 

・側板を製品本体に取り付けます。

16.製品本体側のミゾと側板内側のツメを合わせます。

・製品本体側のミゾ ・側板内側のツメ

 

17.「16」のミゾとツメを合わせると「」の側板を背面方向にスライドさせた状態になります。
 側板をゆっくりと前面方向に押します。

製品本体と側板が正しく合っていない状態で無理に押さえると製品本体や側板が破損する可能性があります

 

 

18.「」で外したロックを上下とも押さえてかけます。

 

 

19.「」で取り外したネジで側板を固定すると作業は完了です。