FRCIシリーズ(CD:90300) Windows 8.系モデルのBIOS設定

下記「該当機種」で、Windows 8 系がインストールされたモデルのBIOSの設定方法です。

【該当機種】

FRCIシリーズ

弊社「仕様検索サービス」からご確認いただけます。

検索結果の「リカバリ情報」に下記のコードが表示される製品が該当します。

CD:90300 UCFF(mini PC)マザーボード

【設定方法】

以下の手順に従って、BIOSの再設定を行ってください。

1.キーボードの説明。
この作業ではキーボードからの入力を行います。
使用するキーは下記のとおりです。
① 「F2」キー : BIOS画面を表示させるために使用します。
② 「↑」「↓」「←」「→」キー : カーソルキーです。メニューを選択する場合には「←」「→」キーを使用します。項目を選択する場合には「↑」「↓」キーを使用します。
③ 「Enter」キー : 項目を選択したり、入力を確定する場合に使用します。 「Enter」キーは2カ所に配置されています。
④ 「Esc」キー : 一つ前の画面に戻る場合に使用します。
⑤ 「F9」キー : 「Visual BIOS」を初期値に戻すために使用します。
⑥ 「F10」キー : 「Visual BIOS」を保存するために使用します。
DSCF6407_リサイズ_F9F10

2.パソコンの電源を入れたら「Visual BIOS」画面が表示されるまで「F2」キーを押し続けます。
任意に設定を変更していない場合には、この「Home」メニューが表示されます。
001.Home

3.「Visual BIOS」を初期化します。
「F9」キーを押すと、このメッセージが表示されますので「Yes(Y)」ボタンをクリックします。
002.Load Visual BIOS Defaults

4.赤枠部分に表示されているシステム日付、システム時刻を確認します。
修正が必要な場合には赤枠内右端の「Change>」リンクをクリックして「6」に進みます。
修正が不要な場合には「5」に進みます。
003.Home赤枠

5.システム日付、システム時刻が正しい場合には「Boot」メニューに進みます。
画面赤枠部分「Advanced」ボタンの右端の「▼」ボタンをクリックします。
表示されたメニューから「Boot」をクリックして「9」に進みます。
謝って「6」の「Main」メニューが表示された場合には「8」に進みます。
004.Home Advanced赤枠

6.「Main」メニューが表示されます。
この画面でシステム日付、システム時刻の設定を行います。
005.Main

7.「System Date & Time」を拡大したところ。
入力する項目をマウスでクリックして、任意の値を入力します。
時刻は12時間表示なので「Time:」の項目の右端の項目で「AM」「PM」を選択します。
入力が終了したら「Set」ボタンを押して登録は完了です。
005.System Date and Time

8.システム日付、システム時刻の修正が終了したら「Boot」メニューに移動します。
画面赤枠部分の「Boot」ボタンをクリックします。
006.Main Boot赤枠

9.「Boot」メニューが表示されます。
007.Boot

10.画面赤枠部分の「UEFI Boot」にチェックが入っていることを確認します。
チェックボックスにチェックが入っていない場合には、チェックボックスをクリックしてチェックを入れます。
008.UEFI Boot赤枠

11.画面赤枠部分の「Legacy Boot」にチェックが入っていないことを確認します。
チェックボックスにチェックが入っている場合には、チェックボックスをクリックしてチェックを外します。
009.Legacy Boot赤枠b

12.画面赤枠部分の「Secure Boot」タブをクリックします。
010.Secure Boot Tab赤枠

13.「Secure Boot」にチェックが入っていることを確認します。
画面のように「Platform Key (PKpub)」「Key Exchange Key (KEK)」「Signature Database (db)」「Blacklisted Signature Database (dbx)」の値が「Installed」になっている場合で、チェックボックスにチェックが入っていない場合には、チェックボックスをクリックしてチェックを入れ「15」に進みます。
「Platform Key (PKpub)」「Key Exchange Key (KEK)」「Signature Database (db)」「Blacklisted Signature Database (dbx)」の値が「Not Installed」になっている場合には「14」に進みます。
011.Secure Boot

14.セキュアキーの設定を行います。
「Secure Boot」のチェックボックスをクリックして、チェックボックスにチェックを入れます。
012.Secure Boot Not Installed

15.「14」の作業で変更が可能になった「Install Intel Platform Key」のチェックボックスをクリックして、チェックボックスにチェックを入れます。
013.Install Intel Platform Key

16.一旦、「Visual BIOS」を保存してパソコンを再起動させます。
F10」キーを押すと 画面にメッセージが表示されますので、「Yes(Y)」ボタンをクリックします。
「Visual BIOS」の内容が保存されて、パソコンが再起動しますので、「F2」キーを押して、もう一度「Visual BIOS」を表示させます。
014.Exit Visual BIOS

17.「Home」メニュー「Advanced」ボタンをクリック→「Boot」メニュー→「Secure Boot」タブクリックでこの画面をもう一度表示させます。
画面のように「Platform Key (PKpub)」「Key Exchange Key (KEK)」「Signature Database (db)」「Blacklisted Signature Database (dbx)」の値が「Installed」になっていることを確認します。
015.Secure Boot Installed

18.「F10」キーを押して「Visual BIOS」を保存してパソコンを再起動をさせます。
002.Load Visual BIOS Defaults

以上で作業は終了です。