Windows 10 1909 November 2019 Update 初期設定マニュアル *

ここでは、Windows 10 バージョン 1909 November 2019 Update の初期設定を説明します。

ご注意ください
・この作業は、製品を購入して初めて電源を入れた時や Windows 10 を再インストールした際に行うものです。
・コンピューターにサインインするためのアカウントは「Microsoft アカウント」または「ローカル アカウント」を設定することができますが、すべてのサービスを利用するためには「Microsoft アカウント」でサインインする必要があります。
・「プロダクト キー」の入力と「ライセンス認証」は初期設定が完了した後に行う必要があります。
・Windows 10 のバージョンが同じであっても時期によって初期設定の手順が異なる場合があります。
・この説明は、初期設定を行うコンピューターがインターネットに接続できる状態で行っています。

■ 対象製品

Windows 10 がプリインストールされた製品で「リカバリー情報」に以下のパーツが含まれる製品。

 105089 ■OSコード a129■64bit Windows10 Pro(DSP)1909
 105090 ■OSコード a130■64bit Windows10 Home(DSP)1909
 105091 ■OSコード a131■64bit Win10 Pro(DSP PBR)1909
 105092 ■OSコード a132■64bit Win10 Home(DSP PBR)1909

「リカバリー情報」は弊社「仕様検索サービス」からご確認いただけます。

■ 設定手順

1.デスクトップ パソコンで「ローカル アカウント」を使用する場合、あらかじめ製品本体から LAN ケーブルを取り外しておきます。

・「Microsoft アカウント」を使用する場合は LAN ケーブルを取り外す必要はありません。
・この画像では LAN ケーブルをわかりやすくするために他のケーブルは取り外してあります。実際の作業では LAN ケーブルのみを取り外します。

2.コンピューターの電源を入れると「ようこそ」が表示されて「Cortana」が説明を開始します。
 「お住まいの地域はこちらでよろしいですか?」が表示されるまで待ちます。

・「Cortana」の説明は「Windows 10 Home」がインストールされた製品で、マイクが内蔵または接続されている場合に行われます。「Windows 10 Pro」がインストールされた製品やマイクを内蔵・接続していない製品は「3」の画面が表示されます。

3.「お住まいの地域はこちらでよろしいですか?」が表示されます。
 「日本」が選択されていることを確認して「はい」ボタンを選択します。

・画面下にマイクのアイコンが表示されている場合は音声でも操作することができます。

4.「キーボード レイアウトはこちらでよろしいですか?」が表示されます。
 「Microsoft IME」が表示されていることを確認して「はい」ボタンを選択します。


5.「2 つ目のキーボード レイアウトを追加しますか?」が表示されます。

・スキップする場合   ・レイアウトを追加する場合
6.設定の必要がなければ「スキップ」ボタンを選択して「10」に進みます。   7.キーボードのレイアウトを追加する場合は「レイアウトの追加」ボタンを選択します。
  8.「2 つ目のキーボード レイアウトで使用する言語を選んでください。」が表示されます。
リストから任意の言語を選択します。
  9.キーボード レイアウトを選択して「次へ」ボタンを選択します。

10.LAN ケーブルが接続されていてインターネットに接続できる場合は「22」に進みます。

11.「ネットワークに接続しましょう」が表示されます。
 表示される画面はネットワークの状況によって異なります。


・無線 LAN が有効な場合
「Microsoft アカウント」と「ローカル アカウント」を選択することができます。
・「Microsoft アカウント」を使用する場合は「12」に進みます。
・「ローカル アカウント」を使用する場合は「22」に進みます。

・ネットワークに接続できない場合
ローカル アカウント」で設定します。
「25」に進みます。

・無線 LAN が有効で「Microsoft アカウント」を使用する場合   ・無線 LAN が有効で「ローカル アカウント」を使用する場合
12.接続するアクセスポイントを選択して「接続」ボタンを選択します。   22.画面左下の「インターネットに接続していません」を選択します。

・インターネットに接続するとローカル アカウントを設定することができません。
13.「ネットワーク セキュリティ キー」のフィールドにネットワークセキュリティキーを入力します。   23.「制限された設定で続行する」を選択する。
14.「次へ」ボタンを選択します。   24.「Windows 10 使用許諾契約」が表示されます。「同意」ボタンを選択して「ローカル アカウントでサインインする場合」に進みます。
15.ネットワークに接続が開始されます。「接続済み」が表示されるまで待ちます。
   
16.ネットワークへの接続が完了すると「切断」ボタンが表示されます。ネットワークに接続されていることを確認して「次へ」ボタンを選択します。
17.更新プログラムのダウンロードが開始されます。「Windows 10 使用許諾契約」が表示されるまで待ちます。
18.「Windows 10 使用許諾契約」が表示されます。
   「同意」ボタンを選択します。
19.Windows 10 Home がインストールされている場合は「22」に進みます。

・「20」~「21」の操作は Windows 10 Pro がインストールされている場合に表示されます。
 20.「設定する方法を指定してください。」が表示されます。
「個人用に設定」を選択します。

・ドメインに参加しない場合に「組織用に設定」を選択すると初期設定が完了できなくなります。
21.「次へ」ボタンを選択します。

・ネットワークに接続できない場合

25.画面左下の「インターネットに接続していません」を選択します。

26.「インターネットに接続すると、さらにいろいろな発見があります」が表示されます。
 「制限された設定で続行する」を選択して「ローカル アカウントでサインインする場合」に進みます。

27.Microsoft アカウントは既存の Microsoft アカウントを使用する方法と新規に作成した Microsoft アカウントを使用する方法があります。
   既存の Microsoft アカウントでサインインする場合は以下の手順で設定を行います。
・新しく Microsoft アカウントを作成してサインインする場合は こちら
・ローカルアカウントでサインインする場合は こちら

・初期状態では日本語入力が有効になっています。キーボードの「半角/全角」キーを押して日本語入力を無効にしておきます。

28.「Microsoft アカウントでサインイン」が表示されます。
「メール、電話、または Skype」のフィールドにサインインする Microsoft アカウントのメールアドレスを入力します。

29.「次へ」ボタンを選択します。

30.「パスワードの入力」が表示されます。
   「28」で入力した Microsoft アカウントのパスワードを入力します。

31.「次へ」ボタンを選択します。

32.「PIN を作成します」
「PIN の作成」ボタンを選択します。

・PINの作成はスキップすることはできません。

33.「PIN のセットアップ」が表示されます。
「新しい PIN」のフィールドに任意の PIN を入力します。

・PIN は 4 文字以上 127 文字の数字で入力します。
・「英字と記号を含める」のチェックボックスにチェックを入れると半角文字を含めることができます。


34.「PIN の確認」のフィールドに「33」で入力した PIN をもう一度入力します。

35.「OK」ボタンを選択します。


36.PIN の登録が開始されます。
「アクティビティの履歴を利用してデバイス間でより多くのことを行う」が表示されるまで待ちます。

37.「アクティビティの履歴を利用してデバイス間でより多くのことを行う」が表示されます。
ここでは「はい」を選択しています。

38.@OmeDrive を使用してファイルをバックアップ」が表示されます。
ここでは「次へ」ボタンを選択しています。

39.「デジタル アシスタントを利用する」が表示されます。
ここでは「同意」ボタンを選択しています。

40.「デバイスのプライバシー設定の選択」が表示されます。
ここでは「同意」ボタンを選択しています。

41.Windows のセットアップが開始されます。
Windows が起動して「Microsoft Edge」が起動するまで待ちます。

42.「Welcome to your Microsoft Edge」が表示されます。  「Unites States (English)」と表示されているボタンを選択します。

43.表示されたメニューから「日本 (日本語)」を選択します。

44.「Get started」ボタンを選択します。

45.右上の「×」ボタンで「Microsoft Edge」を閉じます。

46.デスクトップが表示されると作業は完了です。