FRGXシリーズ SSD 交換マニュアル

(投稿日2019年4月8日)

 ここでは、FRGXシリーズの SSD を交換する方法を説明します。

 

ご注意ください
   ・作業を始める前に塗装されていない金属に触れて身体から静電気を放電してください。
   ・この作業はお客様の自己責任で行ってください。
    弊社では、この作業を行ったことで発生した破損・損害など一切の責任を負いません。
   ・この作業を行ったことで発生した故障や破損は、弊社保証の範囲外となります。
   ・SSD の交換は製品の内部で作業を行う必要があります。
    内部配線の断線や配線間違い、ケーブルの抜けにはご注意ください。
 

■ 対象製品

FRGX シリーズ

検索結果の「内部仕様」に下記のコードが表示される製品が該当します。
 
 97006 M-ATXシャーシ 電源無し 黒
 100403 M-ATXシャーシ 電源無し 黒
 101810 M-ATXシャーシ 電源無し 黒
 
「内部仕様」は弊社「仕様検索サービス」からご確認いただけます。
 
 
■ ご用意ください
・プラスドライバー(サイズが No.2 のもの)  ・交換用 SSD (または 2.5 インチ ハードディスク)

 
 
■ 交換手順
 
・製品本体から左の側板を取り外します。
 
1.左の側板は背面の 2 か所のネジで固定されています。
 
 
2.プラスドライバーで製品本体背面の 2 か所のネジを取り外します。

 
 
3.側板を固定するネジ。

・紛失しないようにご注意ください。

 
 
 
4.左の側板を取り外します。
 側板は背面方向に 15 ㎜ ほどスライドさせて本体から取り外します。

・側板を必要以上にスライドさせると側板内側のツメが変形する可能性があります。
・製品背面のメッシュ部分を押さえるとメッシュ部分が変形して背面ファンに干渉する可能性があります。

 
 
 
・SSD を交換します。
 
5.SSD は製品本体の底面にネジで固定されています。
 
 
6.SATA 電源ケーブルを SSD から取り外します。

 
 
7.SATA ケーブルの端子部分にはロックがあります。
 SATA ケーブルはロックをしっかりと押さえながら取り外します。

・SATA ケーブルを無理に引き抜くと SATA コネクターや SATA ケーブルが破損する可能性があります。
・この画像は SATA ケーブルの接続例です、SATA ケーブルの形状や色は製品によって異なる場合があります。

 
8.SATA ケーブルを SSD から取り外します。

 
 
 
9.SSD を固定しているネジを取り外すために製品本体を横に倒します。

・製品本体を横に倒す際、製品本体に衝撃を与えると動作不良の原因となる可能性があります。
・製品本体を堅い机や床の上に直接倒すと側板にキズやへこみが発生する可能性があります。

 
 
 
10.SSD は底面の 4 か所のネジで固定されています。
 
 
11.ケース内部に SSD が落下しないように SSD を押さえながらプラスドライバーで 4 か所のネジを取り外します。
・SSD をマザーボードの上に脱落させると故障の原因となる可能性があります。
 
 
12.SSD を固定するネジ。

・紛失しないようにご注意ください。

 
 
13.「11」の逆の手順で SSD を製品本体に取り付けます。

・SSD は端子がケースの前方向になるように取り付けます。
 
 
 
14.製品本体を起こして SSD にケーブル類を接続します。

・製品本体を起こす際、製品本体に衝撃を与えると動作不良の原因となる可能性があります。
 
 
 
 
15.SATA ケーブルと SATA コネクター。

・SATA ケーブルには向きがあります。
 SATA ケーブルを接続する際にはご注意ください。
・SATA ケーブル ・SATA コネクター

16.SATA ケーブルを SSD に接続します。

 
 
 
17.SATA 電源ケーブルと SATA 電源コネクター。

SATA 電源ケーブルには向きがあります。
 SATA 電源ケーブルを接続する際にはご注意ください。
・SATA 電源ケーブル ・SATA 電源コネクター
 
 
18.SATA 電源ケーブを SSD に接続します。

・SATA ケーブルを直角に曲げると断線する可能性があります。
 
 
 
・側板を製品本体に取り付けます。
 
19.「4」で取り外した側板を製品本体に取り付けます。
 側板内側のツメと製品本体のミゾを合わせると「4」のように、本体と側板が 15 ㎜ ずれた状態になります。

・製品本体 ・側板内側
 
 
20.側板を前方向に押し込み「2」で取り外したネジで側板を固定すると作業は完了です。