90005 Compucase 6TC1 M-ATX 電源無 黒 メモリー交換マニュアル

 ここでは、FRGXシリーズのメモリーの交換方法を説明します。

 

ご注意ください
  ・作業を始める前に金属に触れるなどして身体の静電気を放電してください。
 内部配線の断線やコネクター抜けにはご注意ください。
・作業を始める前に、製品に接続されているケーブル類、周辺機器などはすべて取り外してください。
・この作業は製品の内部で行います。
 ケーブルの接続間違い、抜け、断線などにはご注意ください。
・この作業はお客様の自己責任で行ってください。
 弊社では、この作業を行ったことで発生した破損・損害など一切の責任を負いません。
・この作業を行ったことで発生した故障や破損は、弊社保証の範囲外となります。

 

■ 対象製品

 

FRGXシリーズ

「内部仕様」に下記のコードが表示される製品が対象です。

 90006 M-ATXシャーシ 電源無し 黒

「内部仕様」は弊社「仕様検索サービス」からご確認いただけます。

 

■ ご用意ください

 

・プラスドライバー
サイズが No.2 のプラスドライバー

・交換用メモリー
サイズが No.2 のプラスドライバー

 

 

■ 作業手順

 

1.丸印の部分のネジを取り外します。

 

 

2.用意したプラスドライバーで製品の左側の側板を固定しているネジを 2 か所とも取り外します。

    

・側板を固定しているネジ。
 紛失しないようにご注意ください。

 

 

3.側板は 1 ㎝ ほど製品後方にスライドさせてから取り外します。

   

 

 

4.製品本体から側板を取り外したところ。
 赤枠の部分にメモリーが取り付けられています。

メモリースロットの位置とメモリースロットの数、搭載されているメモリーの枚数は製品の構成によって異なります。

・「」~「」は、わかりやすくするために組み込んでいないマザーボードを使用して説明しています。
・メモリースロットの位置とメモリースロットの数、搭載されているメモリーの枚数は製品の構成によって異なります。
・作業を行う際、製品内部の配線抜けや、内部の配線がファンに接触しないようにご注意ください。

 

・メモリーはメモリースロットの片側または両側のロックで固定されています。

・ロックが片側のメモリースロット ・ロックが両側のメモリースロット

 

 

5.メモリースロットのロックを押して外側に開きます。

   

メモリースロットのロックを必要以上に押し込むとメモリースロットのロックが破損する可能性があります。

   

 

 

6.メモリースロットからメモリーを取り外します。

   

 

 

7.交換用メモリーをメモリースロットに取り付けます。

・メモリーをメモリースロットに差し込む際は、メモリースロットのガイドとメモリーの切り欠きを合わせます。

 

 

8.メモリーをメモリースロット両端のミゾに合わせてメモリースロットに差し込み、メモリーを真上からメモリースロットに押し込みます。

   

・メモリーを取り付けたところ。

 

 

9.「3」で取り外した側板を製品に取り付けます。
 側板内側のツメを製品本体のミゾに合わせてから側板を製品に取り付けます。

 

 

10.「」~「」で取り外したネジで側板を固定すると作業は完了です。