ここでは、光学ドライブが搭載されていない FRFSシリーズに、光学ドライブを増設する方法を説明します。
ご注意ください |
●製品に接続されている全てのケーブル類を取り外してから作業を行ってください。
●この作業は製品の内部で行います。
ケーブルの接続間違い、抜け、断線などにはご注意ください。
●この作業はお客様の自己責任で行ってください。
弊社では、この作業を行ったことで発生した破損・損害など一切の責任を負いません。
●この作業を行ったことで発生した故障や破損は、弊社保証の範囲外となります。
■ 対象製品
FRFSシリーズ 検索結果の「内部仕様」に下記のコードが表示される製品が該当します。
CD:93191 スリムケース 黒
「内部仕様」は、弊社「仕様検索サービス」からご確認いただけます。 |
■ ご用意ください
・プラスドライバー(No.2) | ・光学ドライブ (SATA 内蔵型) |
・ミリネジ (M3×6mm) | ・SATA ケーブル |
・ニッパー (結束バンドを切り取る場合に使用します。) | |
■ 増設手順
1.側板を開くために製品本体背面のネジ(画像赤丸部分)を取り外します。
2.製品本体を横にして置き、製品本体背面のネジを 3 カ所取り外します。
・製品本体を横に倒す際、製品本体に衝撃を与えると動作不良の原因となる可能性があります。 ・製品本体を堅い机や床の上に直接倒すと側板にキズやへこみが発生する可能性があります。 |
3.側板を固定するネジ。
・紛失しないようにご注意ください。 |
4.画像のように側板を両手で押さえて、製品本体を親指で押さえながら側板を製品本体後方にスライドさせます。
・必要以上にスライドさせたり、斜めに力を加えると側板が破損する可能性があります。 |
5.スライドさせた側板を上側に持ち上げて、側板を製品本体から取り外します。
6.前面パネルは左右 4 カ所のツメで製品本体に固定されています。
7.前面パネルを製品本体から取り外します。
上下のツメを押し込みながら、前面パネルを取り外します。
●前面パネルを無理に引っ張ると、前面パネルが破損する可能性があります。 ●前面パネルは製品本体とケーブルで接続されています。 |
8.前面パネルを取り外したところ
9.前面カバーは前面カバーの左右 2 か所のツメで前面パネルに固定されています。
・前面パネル内側 | ・前面カバー内側 |
10.前面カバー左右のツメを内側に押さえながら前面カバーを前面パネルの外から中方向に押し込みます。
●前面カバーを取り外すには、非常に強い力が必要です。 ●取り外した前面カバーは破損し再利用できなくなる場合がありますが、これは製品の仕様です。 |
11.前面カバーを取り外したところ
12.光学ドライブを製品本体の 5 インチベイに差し込みます。
光学ドライブを画像の向きで差し込みます。上下を間違えないようにご注意ください。 |
13.光学ドライブは側面のネジ穴が合うまで差し込みます。
14.光学ドライブをミリネジで固定します。
15.「7」で取り外した前面パネルを製品本体に固定します。
前面パネル内側の 4 カ所のツメと製品本体側の穴を合わせて、前面パネルを製品本体に固定します。
前面パネルと製品本体の間にケーブルをはさみ込まないようにご注意ください。 |
16.必要なSATAケーブル。
SATAケーブルには向きがあります。 |
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17.光学ドライブに電源ケーブルを接続します。
必要に応じてケーブルを結束している結束バンドを取り外します。
誤って配線を切断しないようにご注意ください。 |
18.SATA電源ケーブルとSATA電源コネクター。
・SATAケーブル |
・SATA電源コネクター |
19.取り出した電源ケーブルを光学ドライブに接続します。
20.SATAケーブルとSATAポート。
・SATA ケーブルには向きがあります。 SATA ケーブルを接続する際にはご注意ください。 ・マザーボード上の SATA ポートの位置はマザーボードに酔って異なります。 |
・SATAケーブル |
・SATAポート |
21.マザーボード上の空いてる SATA コネクターに SATA ケーブルを接続します。
22.SATA電源ケーブルとSATA電源コネクター。
・SATA ケーブルには向きがあります。 SATA ケーブルを接続する際にはご注意ください。 |
・SATAケーブル |
・SATA電源コネクター |
23.マザーボードに接続した SATA ケーブルのもう一端を光学ドライブに接続します。
・ケーブル類はケースファンや CPU ファンに接触しないようにご注意ください。 ・SATA ケーブルは直角に曲げると断線する可能性があります。 |
24.「2」~「5」で取り外した側板を製品本体に固定します。
側板裏側のガイドを製品本体の赤線部分に合わせて側板を製品本体に固定します。
25.「2」で取り外したネジで側板を固定すると作業は完了です。