Microsoft Windows 8.1 複数の記憶装置が搭載されている場合のインストール場所の設定

(投稿日2016年7月20日)

ここでは、複数の記憶装置が搭載されている製品に
Windows 8.1 のインストール場所を設定する手順を説明します。

 

■ ご注意ください

 ・この作業を行うと、記憶装置に内容はすべて消去されます。
  必要なデータはあらかじめバックアップを取ってから作業を始めてください。

 ・製品に「M.2」が搭載されている場合は Windows 8.1 のインストール場所が異なります。
  搭載されている記憶装置を、製品に付属している製品構成表や仕様検索サービスなどで
  確認してから作業を始めてください。

 ・Windows 8.1 をインストールするドライブ以外を消去すると、
  Windows 8.1 が正しくインストールできなくなる場合があります。
  Windows 8.1 をインストールするドライブ以外は消去しないでください。

 

 

■ 作業手順

1.複数の記憶装置が搭載されている場合「ドライブ 0」や「ドライブ 1」「ドライブ 2」などの名前が表示されます。

警告(30) 「ドライブ 0」や「ドライブ 1」などの表示数は、製品に搭載されている記憶装置の台数によって異なります。

 

「M.2」が搭載されていない場合

「M.2」が搭載されている場合

 

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「M.2」が搭載されていない場合

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Windows 8.1 は「ドライブ 0」にインストールされています。 

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2.「ドライブ 0 パーティション 4」が選択されていることを確認して「削除(D)」を選択します。

警告(30) 「ドライブ 0」以外は削除しないでください。
 Windows 8.1 が正しくインストールできなくなる可能性があります。

 

3.すべてのデータが失われる旨のメッセージが表示されます。
 「OK」ボタンを選択します。

 

4.パーティションが削除されると、表示が「ドライブ 0 パーティション 4」から
 「ドライブ 0 の割り当てられていない領域」に変更され、先頭のパーティションが選択された状態になります。

 

5.「」~「」の手順で「ドライブ 0」の残りのパーティションを削除します。
 「ドライブ 0」が「割り当てられていない領域」のみになるとパーティションの削除は完了です。

警告(30) 「ドライブ 1」のパーティションは削除しないでください。
 Windows 8.1 が正常にインストールできなくなる可能性があります。

 

6.「ドライブ 0」が選択されていることを確認して「次へ(N)>」ボタンを選択します。

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「M.2」が搭載されている場合

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「M.2」が搭載されている場合、Windows 8.1 は一番最後のドライブにインストールされています。

警告(30) この例は記憶装置が 2 台搭載された製品で説明しています。
記憶装置が 3 台搭載されている製品の場合 Windows 8.1 は「ドライブ 2」にインストールされています。

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7.一番最後のドライブのパーティションが選択されていることを確認して「削除(D)」ボタンを選択します。

警告(30) この例は記憶装置が 2 台搭載された製品で説明しています。
記憶装置が 3 台搭載されている製品の場合 Windows 8.1 は「ドライブ 2」にインストールされています。

 

8.すべてのデータが失われる旨のメッセージが表示されます。
 「OK」ボタンを選択します。

 

9.パーティションが削除されると、表示が「ドライブ 1 パーティション 1」から
 「ドライブ 1 の割り当てられていない領域」に変更されます。

警告(30) パーティションを削除すると、「ドライブ 0」のパーティションが選択された状態になります。
「ドライブ 0」のパーティションを削除しないようにご注意ください。

 

10.「」~「」の手順で「ドライブ 1」の残りのパーティションを削除します。
 「ドライブ 1」が「割り当てられていない領域」のみになるとパーティションの削除は完了です。

警告(30) 「ドライブ 0」のパーティションは削除しないでください。
Windows 8.1 が正しくインストールできなくなる可能性があります。

 

11.「ドライブ 1」を選択してから「次へ(N)>」ボタンを選択します。

警告(30) 「ドライブ 1」のパーティションを削除した直後は「ドライブ 0」のパーティションが選択されています。
誤って「ドライブ 0」に Windows 8.1 をインストールしないようにご注意ください。

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ここでの説明は以上で完了です。
元の再セットアップマニュアルに戻り作業を進めてください。