FRGXシリーズ 光学ドライブ交換マニュアル

ここでは、FRGX シリーズの光学ドライブの交換方法を説明します。

 

ご注意ください

   ・作業を始める前に塗装されていない金属に触れて身体から静電気を放電してください。
   ・この作業はお客様の自己責任で行ってください。
    弊社では、この作業を行ったことで発生した破損・損害など一切の責任を負いません。
   ・この作業を行ったことで発生した故障や破損は、弊社保証の範囲外となります。
   ・光学ドライブの交換は製品の内部で作業を行う必要があります。

    内部配線の断線やケーブルの抜けにはご注意ください。
 
 
■ 対象製品

 FRGX シリーズ

検索結果の「内部仕様」に下記のコードが表示される製品が該当します。
 
   97006 M-ATXシャーシ 電源無し 黒
 100403 M-ATXシャーシ 電源無し 黒
 101810 M-ATXシャーシ 電源無し 黒
 
「内部構成」は弊社「仕様検索サービス」からご確認いただけます。
 
 

■ ご用意ください

・プラスドライバー(サイズが No.2 のもの)  ・交換用光学ドライブ 
 

 

 

■ 交換手順

 

・製品本体から左右の側板を取り外します。
 
1.側板は背面の 4 か所のネジで固定されています。
 
 
2.プラスドライバーで 4 か所のネジをすべて取り外します。

 

3.側板を固定するネジ。

・紛失しないようにご注意ください。

 

4.左の側板を取り外します。
 側板は背面方向に 15 ㎜ ほどスライドさせて本体から取り外します。

・側板を必要以上にスライドさせると側板内側のツメが変形する可能性があります。
・製品背面のメッシュ部分を押さえるとメッシュ部分が変形して背面ファンに干渉する可能性があります。

 

5.同様に右の側板も取り外します。

 

・光学ドライブを交換します。
 
6.光学ドライブはケース内部の最上段に取り付けられています。
 光学ドライブに接続されている SATA ケーブルと SATA 電源ケーブルを取り外します。

 

7.SATA ケーブルの端子部分にはロックがあります。
 SATA ケーブルはロックをしっかりと押さえながら取り外します。

・SATA ケーブルを無理に引き抜くと SATA コネクターや SATA ケーブルが破損する可能性があります。
・この画像は SATA ケーブルの接続例です、SATA ケーブルの形状や色は製品によって異なる場合があります。

 

8.ロックを押さえながら SATA ケーブルを光学ドライブから取り外します。

 

9.SATA 電源ケーブルを光学ドライブから取り外します。

10.プラスドライバーで光学ドライブの左側を固定しているネジを 2 か所とも取り外します。

11.プラスドライバーで光学ドライブの右側を固定しているネジを 2 か所とも取り外します。

 

12.光学ドライブを固定するネジ。

・紛失しないようにご注意ください。

 

13.光学ドライブをケースの中から押し出します。

 

14.光学ドライブを取り外したところ。
 逆の手順で製品に交換用の光学ドライブを取り付けます。

15.交換用の光学ドライブを製品本体の 5 インチベイに取り付けます。

 

16.製品本体の 5 インチベイのネジ穴と光学ドライブのネジ穴が合う位置まで光学ドライブを押し込みます。

17.「11」で取り外したネジで光学ドライブを 5 インチベイに固定します。

 

18.「12」で取り外したネジで光学ドライブを 5 インチベイに固定します。

 

19.SATA 電源ケーブルと SATA 電源コネクター。

・SATA 電源ケーブルには向きがあります。
 SATA 電源ケーブルを接続する際にはご注意ください。
・SATA 電源ケーブル ・SATA 電源コネクター

 

20.SATA 電源ケーブルを光学ドライブに接続します。

 

21.SATA ケーブルと SATA コネクター。

・SATA ケーブルには向きがあります。
 SATA ケーブルを接続する際にはご注意ください。
・SATA ケーブル ・SATA コネクター

 

22.SATA ケーブルを光学ドライブに接続します。

・SATA ケーブルは直角に曲げると断線する可能性があります。

 

23.「4」~「5」で取り外した左右の側板を製品本体に取り付けます。
 側板内側のツメと製品本体のミゾを合わせると「4」のように、本体と側板が 15 ㎜ ずれた状態になります。

・製品本体 ・側板内側
 
 
24.側板を前面方向に押し込みます。
 同様に反対側の側板を取り付けて「2」で取り外したネジで左右の側板を固定すると作業は完了です。