ここではFRGXシリーズで、マザーボードに搭載されたグラフィック機能とグラフィックカードを使って、マルチモニター環境を構築するためのBIOS設定を説明します。
■ ご注意ください
・この説明は、グラフィックカードが搭載されたモデルのみで有効な設定です。グラフィックカードが非搭載のモデルで、この設定を行っても効果はありません。
・この作業ではBIOSの設定を変更します。説明している項目以外の設定を変更すると、製品が起動しなくなる場合があります。ご注意ください。
■ 該当機種
FRGXシリーズ弊社「仕様検索サービス」からご確認いただけます。
検索結果の「内部仕様」に下記のいずれかのコードが表示される製品が該当します。 CD:88592 ■モデル名コード 3151 ■GX(H87-M1/DVD_CMS) |
■ 作業手順
1.パソコン本体の電源を入れて、BIOS画面が表示されるまで、キーボードの「Del」キーを押しつづけます。
Window 8.系搭載モデルの場合には、一度 Windows を起動させてから再起動させて「Del」キーを押す必要があります。
2.BIOSが起動すると、「Main」メニューが表示されます。
選択されているメニューは画面上部に白地に青文字で表示されています。
キーボードの「←」「→」キーで「Chipset」メニューを表示させます。
3.「Chipset」メニューが表示されます。
選択されている項目は白文字で表示されます。
「▶ System Agent Configuration」が選択されていることを確認して、キーボードの「Enter」キーを押します。
4.「System Agent Configuration」が表示されます。
キーボードの「↑」「↓」キーで「IGD Multi-Monitor」を選択します。
5.「IGD Multi-Monitor」が選択されている状態で、キーボードの「Enter」キーを押すと、画面中央にメニューが表示されます。
選択されている項目は黒い枠で囲まれています。
キーボードの「↑」「↓」キーで「Enabled」を選択して「Enter」キーを押します。
6.「IGD Multi-Monitor」が「Enabled」に変更されていることを確認して、キーボードの「Esc」キーを押します。
7.「Chipset」メニューに戻ります。
キーボードの「←」「→」キーで「Exit」を選択します。
8.「Exit」メニューが表示されます。
キーボードの「↑」「↓」キーで「Save Changes and Exit」を選択します。
9.「Save Changes and Exit」が選択された状態で、キーボードの「Enter」キーを押すと、画面中央にメッセージが表示されます。
キーボードの「←」「→」キーで「Yes」を選択すると、BIOSの内容が保存されてパソコンが再起動します。
以上でBIOSの設定作業は終了です。