FRGXシリーズ メモリー交換マニュアル

(投稿日2019年4月15日)

 ここでは、FRGXシリーズのメモリーの交換方法を説明します。

 

ご注意ください
   ・作業を始める前に塗装されていない金属に触れて身体から静電気を放電してください。
   ・この作業はお客様の自己責任で行ってください。
    弊社では、この作業を行ったことで発生した破損・損害など一切の責任を負いません。
   ・この作業を行ったことで発生した故障や破損は、弊社保証の範囲外となります。
   ・メモリー の交換は製品の内部で作業を行う必要があります。
    内部配線の断線や接続間違い、ケーブルの抜けにはご注意ください。
   ・メモリーズロットの空き数は製品構成によって異なります。
    あらまじめメモリースロットに空きがあることを確認しておいてください。
 
 
■ 対象製品
FRGX シリーズ

検索結果の「内部仕様」に下記のコードが表示される製品が該当します。
 
  97006 M-ATXシャーシ 電源無し 黒
 100403 M-ATXシャーシ 電源無し 黒
 101810 M-ATXシャーシ 電源無し 黒
 
「内部仕様」は弊社「仕様検索サービス」からご確認いただけます。

 

■ ご用意ください

・プラスドライバー(サイズが No.2 のもの)  ・交換用メモリー(搭載部品と同規格のもの) 

 

 

■ 交換手順

・製品本体から左の側板を取り外します。
 
1.左の側板は背面の 2 か所のネジで固定されています。

 

2.プラスドライバーで製品本体背面の 2 か所のネジを取り外します。

 

3.側板を固定するネジ。

・紛失しないようにご注意ください。

 

4.左の側板を取り外します。
 側板は背面方向に 15 ㎜ ほどスライドさせて本体から取り外します。

・側板を必要以上にスライドさせると側板内側のツメが変形する可能性があります。
・製品背面のメッシュ部分を押さえるとメッシュ部分が変形して背面ファンに干渉する可能性があります。

 

5.マザーボード上にメモリースロットがあります。

・メモリースロットの数や色は製品によって異なります。

 

6.メモリースロットにはロックが片側だけに付いているものと両端に付いているものがあります。

・片側上端 ・両端

 

7.メモリースロットの端にあるロックレバーを押さえてからメモリーを取り外します。

・ロックレバーを必要以上に押さえるとメモリースロットが破損する可能性があります。
・ロックレバーを押さえないでメモリーを取り外すとメモリースロットが破損する可能性があります。

 

8.取り外すメモリーが取り付けられたメモリースロットのロックレバーを押さえます。

 

9.メモリーを真上に抜き取ります。

 

10.メモリーには向きがあります。
 メモリースロットのガイドとメモリーの切り欠きが合うようにメモリーをメモリースロットに差し込みます。

 

11.メモリーをメモリースロットに差し込みます。

 

 

12.メモリーはメモリースロットのロックレバーが閉じる位置まで差し込みます。

・メモリーがメモリースロットに正しく装着されていないとコンピューターの動作が不安定になったりメモリーが破損する可能性があります。

 

13.ロックレバーが閉じるまでメモリーをメモリースロットに押し込みます。

 

14.ロックレバーが閉じるとメモリーの取り付けは完了です。

 

・側板を製品本体に取り付けます。
 
15.「4」で取り外した側板を製品本体に取り付けます。
 側板内側のツメと製品本体のミゾを合わせると「4」のように、本体と側板が 15 ㎜ ずれた状態になります。

・製品本体 ・側板内側
 
 
16.側板を前方向に押し込み「2」で取り外したネジで側板を固定すると作業は完了です。